リボルビング払い(りぼるびんぐばらい)とは?
リボルビング払い(略称:リボ払い)は、クレジットカードや消費者金融で利用できる支払い方法の一つです。
基本契約の下で複数の借入や購入が同時並行して行われる中で、個々の取引に対してではなく、一定時点の債務総額に応じて毎月一定額を支払う仕組みです。
リボルビング払いの基本概念
定義 |
毎月定額返済することで合計残高を減らしていく支払い方法 |
別称 |
フレックス払い |
特徴 |
借入額や利用額が変動しても、毎月の支払額は一定 |
リボルビング払いの仕組み
基本契約 |
利用限度額と毎月の支払額を設定 |
利用 |
クレジットカードでの買い物や消費者金融からの借入 |
支払い |
毎月の定額支払いで総残高を減らす |
返済期間 |
残高に応じて自動的に調整される |
リボルビング払いの特徴
定額返済 |
毎月の支払額が一定で、家計管理がしやすい |
柔軟性 |
追加の利用や借入が可能(限度額内) |
長期の返済 |
残高が大きいほど返済期間が長くなる |
リボルビング払いのメリット
支払いの予測可能性 |
毎月の支払額が一定で計画が立てやすい |
利用の柔軟性 |
必要に応じて追加利用が可能 |
当初の支払負担が軽い |
一括払いや短期の分割払いに比べて月々の支払額が少ない |
リボルビング払いのデメリットと注意点
借金意識の希薄化 |
毎月の支払額が一定のため、借金をしている意識が薄れやすい |
債務の増加リスク |
利用のしやすさから借入を増やしてしまう傾向がある |
長期化による利息の増加 |
返済期間が長くなると、支払う利息の総額が大きく増加する |
高金利 |
一般的に金利が高めに設定されている場合が多い |
リボルビング払いの債務整理について
リボルビング払いによる債務が増加し、返済が困難になった場合は以下の対処法があります。
返済計画の見直し |
支払額の増額や一括返済の検討 |
債務の一本化 |
他の借入と合わせて一本化し、金利を下げる |
債務整理の検討債務整理の検討 |
任意整理、個人再生、自己破産など状況に応じた方法を検討 |
リボルビング払いを利用する際の注意点
利用限度額の確認 |
自身の返済能力に見合った限度額を設定する |
金利の確認 |
適用される金利を確認し、他の支払方法と比較する |
定期的な残高確認 |
利用状況と残高を定期的に確認する |
計画的な返済 |
可能な限り早期の返済を心がける |
リボルビング払いによる債務でお悩みの方、また債務整理を検討されている方は、お気軽に杉山事務所にご相談ください。
債務整理用語集一覧に戻る