債務整理のクレジットカードへの影響を回避する方法と注意点

「債務整理したらクレジットカードはつかえなくなりますか?いつからつかえますか?」と多くの方からご相談いただきます。

債務整理すると、手続きした貸金業者を利用することができなくなってしまいます。ただし、債務整理によっては手続きする貸金業者を選べるので、クレジットカードをつかい続けられる可能性があります。債務整理をしてクレジットカードがつかえなくなっても、5年~10年たてば、債務整理の影響なく、つかえるようになります。

また、債務整理をすれば毎月の返済額を減らすことができるので、返済に苦しんでいる方はすぐに債務整理するべきです。クレジットカードをつかい続けるために債務整理しないでいても、生活が苦しくなって返済を61日以上延滞してしまうと、結局クレジットカードをつかえなくなってしまいます

貸金業者に借り入れの返済をしないままにして延滞を続けた場合、最終的には裁判所に訴えられて(提訴)しまい給料を差し押さえられてしまう可能性まであります。

杉山事務所では、相談者様の生活状況や返済状況、ご希望を聞いたうえで、相談者様に一番あった債務整理の手続き方法をお伝えしますので、まずは無料相談をご利用ください

過払い金請求・債務整理のご相談なら借金問題に強い杉山事務所の無料相談へ

1) 債務整理のクレジットカードへの影響と回避方法

クレジットカードのショッピングやキャッシング、カードローン、リボ払いなど、どんな借り入れであっても、債務整理することで毎月の返済額を減らす、またはゼロにすることができます

債務整理には、任意整理、特定調停、個人再生、自己破産という4つの手続きがあって、債務整理を依頼すると、司法書士や弁護士は債務整理することを伝える受任通知を手続きする貸金業者に送ります。

貸金業者が受任通知を受け取ると、クレジットカードは強制解約になるので、ショッピングやキャッシング、ポイント、マイレージ、ETCカードなどの機能がつかえなくなって、再発行することもできなくなります。

ただし、債務整理のなかでも任意整理または特定調停なら、どの貸金業者を手続きするか選べるので、クレジットカードを発行している貸金業者を手続きしなければ、つかい続けられる可能性があります。個人再生や自己破産は、手続きする貸金業者を選べないのでクレジットカードをつかい続けることができません。

過払い金請求・債務整理のご相談なら借金問題に強い杉山事務所の無料相談へ

2)債務整理のあとにクレジットカードがつかえる期間

債務整理することでクレジットカードがつかえなくなる理由は2つあって、社内ブラックにのることとブラックリストにのることです

社内ブラックにのるというのは通称で、正確には貸金業者が社内で共有する事故情報(ブラックリスト)にのることをあらわしています。債務整理は事故情報と見なされるので、社内ブラックにのってしまう可能性があります。

貸金業者の社内で共有される社内ブラックは削除されることがないので、半永久的に債務整理した貸金業者や系列の貸金業者のクレジットカードをつかうことや、つくることができなくなってしまいます

ブラックリストにのるというのは通称で、正確には貸金業者が登録している信用情報機関に事故情報がのることをあらわしています。債務整理は事故情報ですので、貸金業者が債務整理することを伝える受任通知を受け取ると、登録している信用情報機関に債務整理した情報を共有します。

債務整理していない貸金業者は手続きしたことをすぐにはわかりませんが、クレジットカードの審査のときに信用情報機関の情報をみて事故情報がないかを確認するので債務整理したことがわかります。審査の時に債務整理したことがわかると、貸金業者によっては信用に問題があると判断して、クレジットカードがつかえなくなってしまう可能性があります

ブラックリストにのっている期間は、任意整理や特定調停、個人再生した場合は借り入れを完済してから5年。自己破産の場合は信用情報機関によって、ブラックリストにのっている期間が変わりますが、ブラックリストに裁判所で決定を出されてから5年~10年で削除されるので、そのあとクレジットカードがつかえるようになります。

知っておくべきブラックリスト

過払い金請求・債務整理のご相談なら借金問題に強い杉山事務所の無料相談へ

3) 債務整理してもつかえるクレジットカードの代用品

ご自身が債務整理していたとしても、契約者の配偶者や両親が債務整理していなければ、クレジットカードとしてつかえる家族カードをつくることができます。ただし、ご自身が債務整理した貸金業者の場合、社内で債務整理した情報が共有されることで、家族カードが発行できませんが、契約する貸金業者を変えれば家族カードをつくることができます。

現金を持ち歩かずにカード払いにできるデビットカードなら、債務整理していてもつかうことができます。デビットカードは、ご自身の銀行口座からカードで払った金額が引き落とされる仕組みなので、現金を持ち歩く必要がなくて、クレジットカードのように銀行口座の残高以上にお金をつかいすぎて借り入れが増える心配もありません。

ETCの機能がついたETCパーソナルカードなら、債務整理していてもつくることができます。ETCパーソナルカードは、あらかじめ郵便局やコンビニでお金を振り込んでおくことでETC機能をつかうことができます。

クレジットカードの代用品
・家族カード
・デビットカード
・ETCパーソナルカード

過払い金請求・債務整理のご相談なら借金問題に強い杉山事務所の無料相談へ

4)クレジットカードの債務整理をするまえに確認すべき点

4-1)支払い方法をクレジットカード払いから変更する

携帯料金や保険料、公共料金の支払いをクレジットカード払いにしていると、債務整理することで貸金業者にクレジットカードを止められて、引き落としできなくなってしまいます。

債務整理するまえに、携帯料金や保険料、公共料金の支払い方法を確認して変更してください

4-2) ショッピングローンで購入した商品は回収される

クレジットカードの借り入れを債務整理すると、ショッピングローンで購入した自動車、着物、時計のように価格が高い商品は回収されてしまう可能性があります。

任意整理または特定調停なら、どの貸金業者を手続きするか選べるので、ショッピングローンで購入した商品を回収されません

過払い金請求・債務整理のご相談なら借金問題に強い杉山事務所の無料相談へ

5)債務整理のあとでもクレジットカードの審査にとおりやすくなる方法

5-1)債務整理していない貸金業者でクレジットカードをつくる

債務整理した貸金業者のクレジットカードは、手続きから5年~10年経ってブラックリストから削除されていても、社内ブラックに残っていて審査にとおらない場合があります。

ただし、債務整理していない貸金業者でクレジットカードを新しくつくることで、審査にとおりやすくなります

5-2)クレジットカードの返済履歴をつくる

債務整理したあとにクレジットカードが使えなくなると、5年~10年の間はクレジットカードの返済履歴がまったくありませんので、審査の時に過去に債務整理していたのではないかと怪しまれて審査に通らない場合があります。

クレジットカードの審査を受ける前に、携帯の機種代の分割払いなどで返済した履歴をつくることで審査にとおりやすくなります

5-3)複数社を同時に申し込まない

貸金業者では他社への申し込み状況がわかりますので、とにかくクレジットカードをつくるために複数の貸金業者に同時に申し込むと、逆にクレジットカードの審査にとおりにくくなります。

1社ずつクレジットカードの申し込みをすると、複数社を同時に申し込んだ場合より審査にとおりやすくなります。

過払い金請求・債務整理のご相談なら借金問題に強い杉山事務所の無料相談へ

6)クレジットカードの債務整理が不安なら杉山事務所に相談

債務整理のなかでも、任意整理や特定調停を手続きすれば、貸金業者を選べるのでクレジットカードをつかい続けられる可能性があって、もしつかえなくなったとしても、5年~10年たてば、またつかえるようになります。

返済に苦しんでいる方はすぐに債務整理するべきで、クレジットカードをつかい続けるために債務整理しないでいても、生活が苦しくなって返済を延滞してしまうことで、結局クレジットカードをつかえなくなってしまいます。

杉山事務所は、返済状況やご希望をくわしくお伺いして、相談者様に一番あった債務整理の手続き方法をお伝えしています。債務整理の相談は何度でも無料なので、電話、メールでお気軽にご相談ください

過払い金請求・債務整理は無料相談をご利用ください。

ひとりで悩まず、まずは相談ください。 0120066018 0120068027 0120065039 0120069034 0120067009 0120070146 0120131025 0120678027 過払い金請求・債務整理のお問い合わせ

page top