捨て印（すていん）とは？

捨て印を押すことは義務ではありません。特に信頼関係が十分でない相手や、重要な契約書の場合は、捨て印を避けることをおすすめします。

代替案として、訂正が必要な場合は都度押印する方法や、契約書を再作成する方法を提案することができます。

不安を感じる場合は、捨て印を押さずに、その場で必要な修正を行って押印するよう依頼しましょう。

契約書のコピーを保管しておくことで、後から不正な変更がないか確認することができます。

契約締結時に契約書の全ページをコピーし、捨て印の位置や数を記録しておくことが重要です。

また、修正や追記が行われた場合は、その内容と日時を記録し、相手方に確認の連絡をすることをおすすめします。不正な変更が発見された場合は、すぐに法律の専門家に相談してください。

捨て印の悪用が発覚した場合は、直ちに法律の専門家に相談してください。変更前の契約書のコピーや関連する証拠を保全し、不正変更の事実を立証することが重要です。

債務整理の手続きにおいて、このような不正変更は重大な問題となり得るため、債務整理を担当する弁護士等に速やかに報告し、適切な対応を取る必要があります。

場合によっては法的手続きを通じて、不正変更の無効を主張することも検討できます。