知っておきたい過払い金請求のデメリットやリスクと得するメリット

過払い金請求とは、法定利息を超えて利息を払っていた場合に払いすぎた利息分のお金を取り戻せる権利です。過払い金請求をすることでのデメリットやリスクはありませんが、状況によってはブラックリストに載ってしまうことがあります。

しかし、状況をよく理解して手続きをおこなうことで多くのメリットがあります。ここでは過払い金請求で起こり得るメリットとデメリットを詳しく解説します。

過払い金請求をおこなうメリットとデメリット

過払い金請求のメリットは、払いすぎた利息が戻ってくることです。借り入れをしていた時期や金額にもよりますが100万円以上の過払い金を取り戻した例も少なくありません。ただし、すべての借り入れに過払い金が発生しているかというとそうではありません。

過払い金が発生する条件は、利息制限法と出資法の上限金利の差分である「グレーゾーン金利」で借金をしていた場合です。特に2007年以前の取り引きについては過払い金が発生している可能性が高いです。

反対にデメリットは、過払い金請求をした貸金業者からは新規借り入れができなくなることです。さらに、まだ借金を返済中の場合、信用情報機関に登録されブラックリストとして共有されてしまう可能性があります。しかし、完済していれば過払い金請求をするデメリットはありません。

支払い状況で異なる過払い金請求のメリットとデメリット

過払い金請求のメリットとデメリットは支払い状況によって変わってきます。

それぞれの状況で異なります。損をしてしまわないように、現在の状況のメリットとデメリットを事前に知っておくことが大切です。

借金をすでに完済している方のメリットとデメリット

メリット
お金が戻ってくる
ブラックリストにのらない
デメリット
請求先の貸金業者を利用できなくなる

すでに完済している借金についての過払い金請求のメリットは、これまでに支払いすぎていた過払い金が手元に戻ってくることです。特に返済期間が長かった、高額な借り入れをしていた場合は多くの過払い金が戻ってくる可能性が高いです。

すでに完済しているため、過払い金請求をしてもブラックリストに登録されることなく過払い金を取り戻すことができる点も大きなメリットです。

反対にデメリットは、過払い金請求をした貸金業者から新規借り入れができなくなることです。ただし、過払い金請求をしていない貸金業者からの借り入れはできますから、大きなデメリットではありません。

過払い金請求の時効に注意!

借金を完済した日から10年が経過してしまうと時効が成立してしまい、過払い金請求ができなくなります。過払い金がいくら発生していても取り戻すことができなくなってしまうので注意が必要です。

時効期限10年の数え始める日(起算日)については、完済している場合は完済した日から10年、返済中の場合は最後に取り引きをした日(最後に返済または借り入れした日)から10年です。

しかし、同じ貸金業者で完済と借り入れを繰り返している場合には「一連の取り引き」か「分断した取り引き」かによって起算日が変わってきます。杉山事務所では起算日がいつなのか、また時効が成立していないかお調べできますので、お気軽にご相談ください。

過払い金請求の時効について

現在も返済中の方のメリットとデメリット

メリット
お金が戻ってくる
ブラックリストにのらない
デメリット
請求先の貸金業者を利用できなくなる

現在も返済している借金についての過払い金請求のメリットは、過払い金によって借金がゼロになる、あるいは借金額が減ることです。多額の過払い金が発生していた場合は借金がゼロになるに加えて手元に残る場合もあります。

また、借金額が残ってしまっても将来利息をカットしてもらうことで、月々の返済額を減らす手続き(任意整理)ができるので、現在返済中の方で返済が苦しい方も過払い金請求をすることは大きなメリットがあります。

反対にデメリットは、過払い金請求によって取り戻した過払い金で借金がゼロにならなかった場合、ブラックリストに載ってしまうことです。ブラックリストに載ってしまうとクレジットカードが使えなくなってしまったり、新しくローンが組めなくなったりしますが、ブラックリストは返済終了から5年程度で削除されます。

なお、取り戻した過払い金で借金がゼロになった場合はブラックリストに載ることはありません。完済した借金として扱われますから、デメリットは過払い金請求した貸金業者から新規借り入れができなくなるのみになります。

過払い金請求とブラックリストの関係性

返済中だが完済した借金もある方のメリットとデメリット

完済した借金と返済中の借金がある場合の過払い金請求のメリットは【現在も返済中の方】と同じく、返済中の借金がゼロになる、あるいは借金額が減ることです。完済している借金から取り戻した過払い金を返済中の借金に充てることもできるため、減額できる借金額は多くなります。

反対にデメリットも【現在も返済中の方】と同じく、取り戻した過払い金によって返済中の借金額ゼロにならない場合、ブラックリストに載ってしまうことです。ただし、過払い金請求をおこなう貸金業者を選ぶことができるため、完済した借金のみ過払い金請求の手続きをすることも可能です。

クレジットカードの過払い金請求をする場合のデメリット

クレジットカードでも過払い金が発生している場合があり、過払い金請求をすることができます。ただし、過払い金請求ができるのは「キャッシング枠」のみで「ショッピング枠」はできません。

また、クレジットカードの過払い金請求をする場合は以下のデメリットがあるのでよく確認してから手続きをおこなうようにしてください。

過払い金請求したクレジットカードは使えなくなる

過払い金請求したクレジットカードは、クレジットカード会社によって異なりますが、ほとんどの場合、手続きを開始すると使用できなくなります。過払い金請求をするクレジットカードが公共料金や携帯代などの引き落とし先になっている場合は、早急に引き落とし先を変更する必要があります。

また、クレジットカードにETC機能をつけている場合、クレジットカードが使えなくなってしまうとETC機能も使えなくなります。引き続き、ETCを利用したい場合は、ネクスコが発行しているETCパーソナルカード(先に保証金を預けて、利用した分の料金が毎月銀行口座から引き落とされるサービス)を利用することで、ETCを使うことができます。

カードに付随しているポイントも消滅する

セゾンカードのセゾンポイントなど、クレジットカードを使って貯めたポイントもすべて消滅してしまいます。ポイントは現金化できたり、他のポイントに変換できたりするため過払い金請求をおこなう前に利用するようにしてください。

ショッピング枠も過払い金充当の対象になる

クレジットカードの過払い金請求ができるのは「キャッシング枠」のみですが、ショッピング枠にリボ払いや分割払いにしている未払い金が残っていた場合、取り戻した過払い金はショッピング枠にも充当されます。

過払い金でショッピング枠もゼロにならなかった場合、ブラックリストに載ってしまうので、過払い金請求の手続きをおこなう前にショッピング枠に未払い金がないか確認することが大切です。

クレジットカードの過払い金請求について

過払い金請求を誰がするかで発生するメリットとデメリット

過払い金請求は自分(個人)でおこなうこともできますが、弁護士、司法書士といった専門家に依頼する方法もあります。過払い金請求を自分でおこなう場合と、専門家に依頼する場合のメリットとデメリットは違います。

特に自分でおこなう場合は、デメリットをよく理解してから手続きをするようにしてください。

自分でおこなう場合のメリットとデメリット

メリット
専門家の費用がかからない
デメリット
取り戻せる過払い金が減る
手間と時間がかかる
家族にバレてしまう

過払い金請求は自分でおこなうことが可能です。自分で手続きすることで司法書士や弁護士などの専門家に費用を支払う必要がなくなるため、費用を安く抑えることができ、取り戻した過払い金がすべて手元に戻ってくることも大きなメリットです。

ただし、自分で手続きをすることでデメリットも多くあります。まず、取り戻せる過払い金額が少なくなる可能性が高いことです。貸金業者はなるべく過払い金を返還したくないため、あらゆる理由をつけて減額してきますから、対抗できる専門知識が必要です。

また、貸金業者は相手が司法書士や弁護士などの専門家でないことがわかった途端に強気な姿勢で望んでくるため、高い交渉スキルも必要になります。

次に、手続きに相当な時間と手間がかかります。「取引履歴の取り寄せ」や「引き直し計算」「過払い金請求書の作成」「貸金業者との交渉」「交渉で解決できなかった場合は裁判をする」これらをすべて自分1人でおこなわなければならない上に、貸金業者は個人の対応は後回しにする傾向があるため、さらに時間がかかります。

その他、書類をいくつも用意しなければいけませんから、過払い金が返還されるまでに1年以上かかることもあります。特に時効が迫っている取り引きに関しては時効が過ぎてしまうと過払い金請求ができなくなりますので注意が必要です。

さらに、身内に過払い金請求をしていることがバレる可能性もあります。貸金業者(裁判になった場合は裁判所)とのやりとりに必要な書類はすべて自宅に届きます。特に裁判になった場合は、裁判所からの書類も自宅に届くことになりますから、同居している家族に借金をしていることを知られてしまう可能性が高まります。

過払い金請求が順調に進めばよいのですが、交渉に応じてくれない場合や、督促が止まらない、過払い金の返還額を大幅に減らされたという例もあります。自分でおこなう場合はそれなりの時間と知識が必要となりますから、費用がかからないメリット以上にデメリットが多くなることも考えられます。

専門家に依頼する場合のメリットとデメリット

メリット
過払い金が多くなる
手間と時間がかからない
返済や督促がストップする
家族にバレない
デメリット
専門家の費用がかかる

過払い金請求を司法書士や弁護士などの専門家に依頼する最大のメリットは、取り戻せる過払い金が多くなることです。専門家は法律のプロであるために、どのように進めていけば良いのかを熟知しています。あなたと貸金業者の間にはいり、しっかりと過払い金を取り戻せるようにしてくれるのが大きなメリットです。

さらに、専門家に依頼すると手続き中の返済や督促が一時的にストップできます。一時的ではありますが、毎月の返済が厳しい人にとっては大きなメリットといえます。また、貸金業者との直接のやりとりはなく、書類のやりとりも配慮してくれるため身内に借金のことがバレる可能性も低くなります。

反対にデメリットは、依頼費用がかかってしまうことです。相談料や初期費用がかかり、過払い金が取り戻せたときには返還額に応じて費用がかかりますから、取り戻せた過払い金の全額を手元に戻すことはできません。

しかし、個人でおこなうよりも2~3割ほど多く貸金業者から過払い金が返還されるケースが多いため、結果的には自分で過払い金請求をするよりも手元に戻るお金は多くなる場合がほとんどです。

多くの過払い金を取り戻すためには

司法書士や弁護士であれば誰でも多くの過払い金を取り戻せるわけではありません。司法書士や弁護士にも専門分野がありますから、専門外の分野の場合は知識やノウハウがなく、より多くの過払い金を取り戻せない場合があります。

杉山事務所は、毎月3,000件以上の過払い金請求についてのご相談を受けており、過払い金請求に強い司法書士事務所です。リスクをなるべく抑えた方法を提案し、多くの借金問題を解決しています。杉山事務所は相談料・初期費用は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。

過払い金請求の手続き方法で異なるメリットとデメリット

過払い金請求では、任意交渉で過払い金が確定する場合と、裁判の判決で過払い金が確定する場合があります。それぞれの手続き方法によってメリット・デメリットが異なりますので、手続き前に一度確認しておくようにしてください。

任意交渉で解決した場合のメリットとデメリット

メリット
短期間で取り戻すことができる
裁判費用がかからない
デメリット
取り戻せる過払い金が減る

任意交渉で解決するメリットは、短期間で過払い金を取り戻せるということです。裁判による争いだと1年以上かかることも考えられますが、任意交渉であれば半年以内に終わることも多いです。また、裁判費用がかからないため費用も比較的安く抑えることができます。

反対にデメリットは、裁判で争うよりも取り戻せる過払い金が少なくなることです。比較的返還率が高いといわれている貸金業者だとしても、任意交渉での返還率は発生している過払い金総額のおおよそ80%~90%程度になり、100%満額の返還はかなり厳しくなります。

裁判で解決した場合のメリットとデメリット

メリット
取り戻せる過払い金が多くなる
デメリット
任意交渉よりも期間が長くなる
裁判費用がかかる

裁判で解決するメリットは、取り戻せる過払い金額が多くなることです。過払い金の満額に加え、プラス5%の利息つきで取り戻せる可能性もあるため、任意交渉よりも取り戻せる過払い金が多くなります。

反対にデメリットは、過払い金を取り戻すまでにかなりの時間がかかってしまうことです。交渉で和解できず裁判をおこなうため、任意交渉するよりも2〜3ヶ月程度多く時間がかかります。さらに裁判費用がかかるため、過払い金請求者に負担がかかるのもデメリットです。

杉山事務所ならデメリットの少ない最善な方法で過払い金請求ができます

杉山事務所に依頼をすると費用はかかってしまいますが、リスクの少ない最善な方法で過払い金問題を解決します。過払い金の相談や診断、着手金は無料でおこなっているため、依頼をするか自分でするか悩んでいる方でも、まずはお気軽にご相談ください。過払い金の手続き方法や、手続きにあたってのデメリットや注意点もお伝えいたします。

杉山事務所はビジネス誌「週刊ダイヤモンド」にて消費者金融が恐れている司法書士事務所として掲載いただき、過払い金回収額では日本一になりました。できるだけ多くの過払い金を取り戻したいとお考えの方は一度お問い合わせの上、ご相談ください。

過払い金請求・債務整理は無料相談をご利用ください。

ひとりで悩まず、まずは相談ください。 0120066018 0120068027 0120065039 0120069034 0120067009 0120070146 0120131025 0120678027 過払い金請求・債務整理のお問い合わせ

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