相保証(あいほしょう)とは?
相保証とは、複数の借り手が互いの債務を保証し合う仕組みのことです。
具体的には、AさんとBさんがそれぞれ貸金業者からお金を借りる際に、AさんがBさんの債務を保証し、同時にBさんがAさんの債務を保証するという形をとります。
相保証の特徴
借り手同士の相互依存 | 一方が返済を滞納すると、他方にも影響が及びます。 |
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貸金業者にとってのメリット | 債務不履行が発生した場合、もう一方の借り手から債権を回収できる可能性があります。 |
以前は、エイワという業者が相保証を多用していましたが、現在ではこのような相保証の実施はほとんど見られなくなりました。これは、借り手にとってリスクが高く、不公平な面があるためです。
相保証の問題点
精神的な拘束 | 相手の返済状況に常に気を配る必要があり、心理的な負担が大きくなります。 |
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連鎖的な債務問題 | 一方が返済不能に陥ると、もう一方も債務を負うことになり、問題が拡大する可能性があります。 |
公平性の欠如 | 借り手同士の関係性や経済状況に関わらず、互いに責任を負わされる点で不公平さがあります。 |
相保証に関する契約書を見つけた場合や、過去に相保証の経験がある場合は、その影響や対処方法について専門家に相談することをおすすめします。
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