アコムに過払い金請求できる条件と返還率や期間の目安【2022年最新】

アイフルを含む司法書士法人杉山事務所の過払い金請求の相談実績

テレビCMで有名なアコムは2007年6月以前までは、グレーゾーン金利で貸し付けをおこなっていたので、過払い金が発生している可能性があります。

アコムに過払い金請求をした場合の返還期間や返還率は、借り入れ額や借り入れ時期などそれぞれの状況によって異なります。また、過払い金請求にはいくつかのデメリットもあります。

このページでは、アコムに過払い金請求をした場合の返還期間や返還率、過払い金請求のデメリットなどの注意点などを解説しています。アコムの過払い金請求のお悩みは、杉山事務所の無料相談をお気軽にご利用ください。

アコムで過払い金が発生している条件

過払い金はアコムで借金をしていたことがあるすべての方に発生しているわけではありません。過払い金は過去にグレーゾーン金利で取引をしたことがある場合に発生します。

アコムの過払い金が発生している可能性があるのは、以下の条件に当てはまる場合です。

アコムは2007年6月17日以前まで、27.375%のグレーゾーン金利で貸し付けをおこなっていました。そのため2007年6月17日以前からアコムと取引をしている場合は、アコムに過払い金請求をすることができます。

また、アコムはACマスターカードというクレジットカードを発行しており、2007年6月17日以前までは、アコムの貸し付け時と同様にグレーゾーン金利が適応されていました。

そのためACマスターカードのキャッシングを利用したことがある場合も、過払い金が発生している可能性があります。特にブルーやグレーのACマスターカードを使用していた場合は、過払い金が発生している可能性が高いです。

杉山事務所では、アコムの過払い金が発生しているか無料で診断できます。もちろんアコム以外の貸金業者も併せて無料調査できますので、お気軽にご利用ください。

アコムに過払い金請求できないケース

アコムに対して過払い金請求ができないのは次のようなケースです。

最終取引日から10年が経過している場合

アコムに過払い金請求ができないケースとして最も注意すべきなのが、最終取引日から10年が経過していないかどうかです。過払い金請求は最終取引日から10年で時効になってしまい、時効が成立してしまうと過払い金の回収ができなくなってしまいます。

このケースは、時効が成立する前に手続きをすれば避けることができるので、アコムの借金を完済している場合は、1日も早く過払い金請求をおこなってください。時効までギリギリの場合は、杉山事務所にご相談ください。迅速に対応する体制が整っていますので、お気軽にご相談ください。

アコムが倒産している場合

アコムが倒産してしまった場合、請求先がなくなってしまいますので過払い金請求ができなくなります。アコムは三菱UFJフィナンシャル・グループの子会社で、経営状況は安定しているので、倒産する心配は少ないですが倒産するリスクはどの貸金業者にもあります。

ですので、現在経営が安定しているからといって対応を後回しにするのではなく、すぐに手続きをすることをおすすめします。前述した時効というリスクもありますので、すぐに手続きをおこなってください。

アコムと合併したDCキャッシュワンからの借り入れの場合

アコムは2009年にDCキャッシュワンと吸収合併していますが、DCキャッシュワンは利息制限法で定められた上限金利内で貸し付けをおこなっていたため、過払い金は発生しません。

ACマスターカードのショッピング利用分の場合

ACマスターカードには、キャッシングとショッピングの2つの利用方法がありますが、過払い金が発生するのはキャッシングのみです。ACマスターカードのショッピングを利用している場合は、借金ではなく立て替え金なので過払い金は発生しません。

過払い金は支払い過ぎていた利息なので、ショッピングの利用分を分割払いにした際に、アコムに対して支払う分割手数料も利息ではないため過払い金が発生することはありません。

過去にアコムの過払い金請求もしくは任意整理をしている場合

過去にアコムに対して過払い金請求をして和解したことがある場合は、再び過払い金請求することはできません。同様に過去にアコムに任意整理をしている場合も過払い金請求ができない可能性が高いです。

貸金業者に過払い金請求や任意整理をする場合、一般的に貸金業者と交わす書面には「債権債務がないことを確認する」という趣旨の文言が記載されます。この「債権債務がないことを確認する」は「この書面にかかれていること以外の権利はお互い主張できない」という意味があります。

この場合の債権は、貸金業者が金銭を受け取る権利で、債務は金銭を支払う義務のことです。しかし、債権には過払い金を請求する権利も含まれているため、「債権債務がないことを確認する」という文言には「過払い金がないことを確認する」という意味も含まれています。

つまり、過去にアコムに対して過払い金請求や任意整理をおこない、このような書面を交わしている場合は、過払い金請求の権利を破棄したことになるので、過払い金請求ができません。

アコムに過払い金請求した場合の返還率と期間の目安

過払い金請求には、話し合いで解決をする方法と、裁判をおこない解決する方法があります。返還率や返還期間はどちらの方法で解決するかで異なります。また、個人で請求するか専門家に依頼するかでも異なります。ここでは、杉山事務所に依頼した場合の返還率と期間を掲載しています。

アコムの過払い金の返還率は、話し合いで解決する場合は80%、裁判で解決する場合は100%+利息が目安となっています。このように話し合いで解決するよりも、裁判で解決する方が返還率は高くなります。

しかし、裁判で解決する場合は、返還されるまでの期間が長くなります。話し合いで解決する場合は約2ヵ月となりますが、裁判の場合は4ヵ月以上かかることもあります。

杉山事務所では、なるべく早く回収するために話し合いのみで解決するのか、時間がかかったとしても裁判までおこない満額回収するかは、お客様のご希望をお聞きし対応しますので、お気軽にご相談ください。

話し合いのみで解決した場合のアコムの返還率と期間

返還までの期間

2ヶ月~

返還率

80%

裁判で解決した場合のアコムの返還率と期間

返還までの期間

4ヶ月~

返還率

100%

※上記のアコムの返還率や返還までの期間は、杉山事務所のデータを参考にした目安です。
※返還率や返還までの期間は借入状況やアコムの経営状況によって異なります。

アコムの過払い金請求をする場合のメリット・デメリット

アコムに過払い金請求をするメリットやデメリットは、アコムの借金を完済しているか、返済中かで異なります。ここでは、それぞれの状況別にメリットとデメリットを掲載しているので、ご自身の状況にあったところをご確認ください。

完済している場合のアコムの過払い金請求のメリット・デメリット

メリット
お金が戻ってくる
新規の借り入れが不要
デメリット
アコムを利用できなくなる
マスターカードを利用できなくなる

アコムの借金を完済後に過払い金請求をする場合のメリットは、お金が手元に戻ってくるでことす。取引が長期間の場合は、過払い金が高額発生している可能性もあります。また現在、新たな借り入れを検討している場合は、過払い金を取り戻すことで、新たな借り入れが不要になることもあります。

デメリットは、アコムの利用やマスターカードの利用ができなくなることです。アコム以外の貸金業者の利用はできますので、そこまで大きなデメリットではありません。

このように完済後に過払い金請求をする場合は、メリットが大きくデメリットはそこまでありません。ただし、過払い金請求の時効がありますので、一日でも早く手続きをしてください。

返済中の場合のアコムの過払い金請求のメリット・デメリット

メリット
アコムの借金を減額またはゼロにできる
将来利息のカット、返済期間の延長の交渉ができる
デメリット
ブラックリストにのる
アコムを利用できなくなる
マスターカードを利用できなくなる

アコムの借金を返済中に過払い金請求をする場合のメリット・デメリットは、取り戻した過払い金が借金より多いか少ないかで異なります。

過払い金よりも借金が少ない場合のメリットは、過払い金で借金をゼロにでき、残りは手元に戻ってくることです。デメリットは、完済後の過払い金請求と同じでアコムやマスターカードの利用ができなくなることです。

このように、過払い金よりも借金が少ない場合は大きなデメリットはありませんが、過払い金よりも借金が多い場合は注意が必要です。

過払い金よりも借金が多い場合は、任意整理という債務整理をおこなうことになります。この場合、取り戻した過払い金を借金の返済に充て、残りの金額を返済していくことになります。

任意整理は、将来利息のカットや返済期間の延長を交渉することで毎月の返済額を減額することができます。しかし、任意整理をおこなうとブラックリストに必ずのります。

ブラックリストにのってしまいますが、過去に返済を滞納したことがある場合は、すでにブラックリストにのっている可能性があります。杉山事務所では、無料で過払い金の調査をおこなっていますので、お気軽にご相談ください。

借金を減額できる任意整理

専門家に依頼する場合と自分でやる場合のリスクやメリット

アコムの過払い金請求は、司法書士や弁護士などの専門家に依頼して解決する方法と、自分でおこなう方法があります。ここでは、自分でやる場合のリスクや専門家に依頼するメリットを解説します。

自分でやる場合はリスクに要注意

アコムの過払い金請求を自分でする場合は、以下のリスクがあります。

過払い金が少なくなる

自分でアコムに過払い金請求をする場合、専門家に依頼するよりも取り戻せる過払い金が少なくなる可能性が高いです。取り戻せる過払い金の金額は、アコムと交渉をして決まるため発生している過払い金をすべて取り戻せるわけではありません。

アコムは交渉の際、発生している過払い金よりも低い金額を提示してきます。この時に上手く交渉ができないと本来取り戻せるはずだった金額よりも少なくなってしまいます。

対応を後回しにされる

アコムは過払い金請求の対応に慣れているため、取引履歴の返送など個人の対応を後回しにするケースもあります。借金を完済している場合は、時効があるのでご注意ください。

手間や時間がかかる

自分で過払い金請求をする場合は、書類の準備や引き直し計算、アコムと交渉など、すべて自分でおこなわなければならないので、手間と時間がかかってしまいます。また、交渉で納得がいかなければ裁判をしなければならないので、平日に裁判所に行く必要があります。

家族に借金がバレる

自分で過払い金請求をする場合は、当然アコムと連絡を取り合わなければなりません。アコムからは、電話で連絡がきたり、書類などが送られてきます。

そのため、ご自身が自宅にいないときにアコムから連絡がきたり、アコムの名前が入った封筒などが送られたりすると、家族にバレてしまうリスクがあります。

返済中の場合は督促や返済はストップしない

アコムの借金を返済中に過払い金請求をする場合、司法書士や弁護士などの専門家に依頼すると手続きが終わるまで、督促や返済を止めることができます。

しかし、自分でおこなう場合は、督促や返済を止めることができないので手続きと並行して返済を続けなければなりません。

専門家に依頼するメリット

アコムの過払い金請求を専門家に依頼すると、以下のメリットがあります。

過払い金が多くなる

過払い金請求を専門家に依頼して解決する場合、個人でおこなうよりも多くの過払い金を取り戻すことができます。専門家は過払い金請求の交渉に慣れているため、各貸金業者に対してのノウハウを豊富に持っています。

そのため、アコムと交渉をする際、依頼者が有利になるよう交渉をおこないます。過払い金請求に特化している事務所なら、より多くの過払い金の返還に期待が持てます。

すべての手続きをおこなってもらえる

専門家に依頼すると、すべての手続きを代わりにおこなってもらえるので、依頼者は過払い金が返還されるのを待つだけです。引き直し計算やアコムとの交渉、裁判などすべてをおこなってもらえるので、時間を有効に使うことができます。

家族に内緒で過払い金請求ができる

家族に借金を内緒にしている場合は、専門家に依頼することでアコムとのやり取りは専門家が窓口となるため、アコムが依頼者に連絡をすることができなくなります。

専門家とのやり取りはありますが、プライバシー管理が徹底されているので、家族にバレないように配慮してもらえます。

返済中の場合は督促や返済がストップする

毎月の返済が苦しい場合や、督促がきている場合、専門家に依頼することで手続きが終わるまでストップすることができます。この間に生活を立て直すことができるので大きなメリットとなります。

アコムの過払い金請求の流れ

アコムに過払い金請求をする際の流れは以下のとおりです。自分でおこなう場合はこれらすべてを自分でおこなわなければなりませんが、専門家に依頼する場合はすべて任せることができます。

1.アコムから取引履歴を取り寄せる

アコムに過払い金請求をする場合、まずアコムの過払い金がいくら発生しているか調べるために引き直し計算をしなければなりません。引き直し計算をするには、アコムとのこれまでの取り引きがすべて記載されている取引履歴を取り寄せる必要があります。

アコムの取引履歴を取り寄せるには、直接窓口に行く、電話でアコムお客様相談センターに問い合わせる、個人情報開示申込書をダウンロードしてアコムに郵送する方法があり、約2週間~3週間で届きます。

アコムお客様相談センター 0120-036-390

取引履歴を取り寄せる際、アコムから取引履歴の利用目的を聞かれることがありますが、「過払い金の計算をする」ためと答えるのではなく「これまでの取り引きを確認したい」などと答えてください。

なぜなら民法705条で「返済義務がないと知っていて、任意で返済した借金の過払い金は請求することができない」と定められているので、「過払い金の計算をする」ためと答えてしまうと、過払い金が少なくなってしまう可能性があります。

ゼロ和解に注意!

アコムの借金を返済中の方は、取引履歴の開示請求をするとアコムから「ゼロ和解」という提案をしてくることがあります。

ゼロ和解すると、現在返済中の借金はゼロになりますが、過払い金を請求することもできなくなります。ゼロ和解の提案をされるケースは、借金よりも過払い金の方が多い場合もありますので注意が必要です。

過払い金の発生額次第では、損をしてしまう可能性がありますので、和解される前に一度、杉山事務所にご相談ください。

2.引き直し計算で過払い金の発生額を調べる

アコムから取引履歴を取り寄せたら、それをもとに引き直し計算をおこない過払い金の発生額を調べます。引き直し計算をするには、エクセルが使えるパソコンと無料で利用できる計算ソフトが必要です。

計算ソフトは以下の「名古屋消費者信用問題研究会」や「アドリテム司法書士法人」が無料配布しているものがあります。

計算ソフトをダウンロードしたら、取引履歴に記載されている金利や金額、日付、返済した金額、返済した日付を入力します。詳しい使い方はそれぞれの配布先に記載されているので、そちらを参考にしてください。

3.過払い金返還請求書をアコムに送付する

引き直し計算で過払い金の発生額がわかったら、アコムに過払い金返還請求書を送ります。過払い金返還請求書を送る際は、いつ・誰が・どこに送ったかを証明できる内容証明郵便を利用してください。

過払い金返還請求書を送った段階で、過払い金請求の時効がストップするので、時効が迫っている場合はこの段階まで手続きをおこなってください。

過払い金返還請求は決まった様式は特にないので、以下の内容を記載したものを作成してください。

4.アコムと話し合いによる交渉をおこなう

アコムが過払い金返還請求を受け取ると、担当者から電話で連絡きます。その際に過払い金の返還額や返還期間の交渉をおこないます。

アコムは発生している過払い金よりも低い金額での和解を提示してくる可能性が高いので、より多くの過払い金を取り戻すには交渉をしなければなりません。

交渉の結果、提示された過払い金の金額や返還期間に納得できれば和解書を結びます。納得できない場合は過払い金請求の裁判をおこないます。

5.話し合いで和解できなかった場合は裁判をおこなう

過払い金請求の裁判をおこなうには、訴状、証拠説明書、引き直し計算書、代表者事項証明書(登記簿謄本)の書類、代表者事項証明書を取得する際の手数料、収入印紙代、郵券代(訴状の副本をアコムに郵送するため)が必要です。

裁判は平日におこなわれるので、平日に裁判所に行かなければなりません。仕事などで行けない場合は、司法書士や弁護士に依頼することで代行してもらうことができます。

6.アコムから過払い金が返還され手続き終了

話し合いによる和解か、裁判で解決できたらアコムから、和解書や判決内容に応じた過払い金が振り込まれます。過払い金が入金されたのを確認できたら過払い金請求の手続きが終了します。

アコムの会社概要

大手消費者金融のアコムは、三菱UFJフィナンシャル・グループに属しており、経営状況は非常に安定しています。アコムは「アコムは人間尊重の精神とお客さま第一義にもとづき、創造と革新の経営を通じて、楽しく豊かなパーソナルライフの実現と生活文化の向上に貢献する」という企業理念を掲げています。

むじんくんとして知られる自動契約機やクレジットカードなど、他企業よりも早く導入し先駆者的な会社として知られています。事業内容は、ローン事業・包括信用購入あっせん事業(クレジットカード事業)・信用保証事業を展開しており、融資残高、口座数とも全ての消費者金融の中でNo.1の実績を誇ります。

商号 アコム株式会社
本社所在地 東京都千代田区丸の内2-1-1 明治安田生命ビル
貸金業者登録番号 関東財務局長(13)第00022号
アコムお客様相談センター 0120-036-390

アコムの過払い金請求は実績豊富な杉山事務所に無料相談

アコムの過払い金請求は個人でおこなうこともできますが、過払い金が少なくなる、返還期間が長くなってしまう、手続きに手間や時間がかかってしまうなどのデメリットやリスクがあるので、司法書士や弁護士などの専門家に依頼することをおすすめします。

杉山事務所では、アコムをはじめ多くの貸金業者との過払い金請求の実績が豊富にあります。過払い金請求についてのご相談や、アコムの過払い金が発生しているかの調査は無料でおこなうことができますので、お気軽にご相談ください。

過払い金請求・債務整理は無料相談をご利用ください。

ひとりで悩まず、まずは相談ください。 0120066018 0120068027 0120065039 0120069034 0120067009 0120070146 0120131025 0120678027 過払い金請求・債務整理のお問い合わせ

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