和歌山で口コミが多数ある債務整理に強い法務事務所

和歌山で債務整理

司法書士法人杉山事務所 大阪事務所は、大阪市中央区にあるのですが、大阪事務所を設立以来、和歌山市だけでなく、海南市、橋本市、有田市、御坊市、田辺市、新宮市、紀の川市、岩出市などの和歌山県の全域より債務整理のご相談、ご依頼をいただいております。

和歌山市内であれば、大阪までのアクセスは電車、バスなどの交通機関や車でのアクセスが便利ですが、事務所にご来所される前に詳しい場所やお近くのコインパーキングなどをご案内いたしますのでお気軽にお問い合わせください。

また、来所がむずかしい場合は無料での出張もおこなっておりますので遠慮なくお申し付けください。

和歌山市からのアクセス方法

和歌山の主要駅である和歌山駅から電車でお越しになる場合は、JR特急くろしおで天王寺駅にいき、大阪市営御堂筋線で最寄駅であるなんば駅をご利用ください。なんば駅より徒歩2の立地にございます。また、車でお越しになる場合は、阪和自動車道和歌山IC、泉佐野JCT、美原JCT、阪神14号松原線松原JCT、大和川線松原線分岐、阪神1号環状線なんばルートででお越しになられると便利です。

和歌山で司法書士法人杉山事務所が選ばれる理由

和歌山県内や大阪府内には債務整理ができる司法書士や弁護士が非常に多くありますが、大阪事務所は和歌山県、大阪府だけでなく奈良県兵庫県京都府を含めても、その中でもトップクラスのご相談、ご依頼をいただいております。ご依頼いただきました相談者様より当事務所での対応にご満足いただき、その相談者様から口コミや、ご紹介などによってご依頼いただくケースが非常に多くいただいております。

これは司法書士法人杉山事務所が大阪事務所だけでなく、全国各地でご依頼をいただき、毎月10,000件以上のご相談を対応してきた実績や※1、貸金業者との交渉力やそのノウハウをたくさん蓄積してきた結果だと自負しております

司法書士法人杉山事務所は、日本を代表するビジネス誌である週刊ダイヤモンドで「消費者金融が恐れる司法書士事務所」として選出されました。※2

今後も和歌山県にお住まい、お勤めのご相談者様ごとに最適なご提案を最善のスピードでご提供させていただきます。

  • 0120185022
  • 債務整理のお問い合わせ

和歌山での債務整理の無料相談は大阪事務所

和歌山県にお住まいの方、お勤めの方は大阪事務所にご相談いただけるとご来所される場合はアクセスがよいです。大阪事務所では、正式にご依頼いただくまでに過払い金のリスクやデメリットをきちんと説明して納得いただいた上で依頼をしていただいております。一円でも多く借金を減らしたい、今すぐ取り立てをストップさせたいなどご相談者様の要望に沿うように最善の方法を提案いたします。お気軽にお問い合わせください。

大阪事務所の電話番号・住所

0120185022

杉山事務所大阪事務所の電話番号0120185022

事務所名 司法書士法人杉山事務所
大阪事務所
住所 〒542-0076
大阪府大阪市中央区難波2-3-7
南海難波御堂筋ウエスト8F
電話番号 0120-185-022
営業時間 9:00~19:00
定休日 年中無休 ※年末年始は除く
司法書士 樋口 裕
大阪司法書士会 第3225号
簡裁訴訟代理等関係業務認定会員 第612402号
URL https://sugiyama-saimuseiri.com
和歌山県の対応エリア 和歌山全域:有田市、有田川町、岩出市、印南町、海南市、上富田町、紀の川市、紀美野町、串本町、九度山町、高野町、御坊市、白浜町、新宮市、すさみ町、太地町、田辺市、那智勝浦町、日高町、広川町、みなべ町、美浜町、由良町、湯浅町、和歌山市、古座川町、北山村、かつらぎ町、日高川町
司法書士法人杉山事務所 大阪事務所の外観

大阪事務所のアクセスマップ

大阪事務所の周辺地図

大阪事務所へのアクセス方法

電車でお越しの場合【最寄駅】
  • なんば駅より徒歩2分
  • 大阪難波駅より徒歩3分
  • JR難波駅より徒歩6分
車でお越しの場合【駐車場】 お近くにタイムズなんば、ひまわりパーキング、エコロパーク難波第1、スパーク道頓堀などの駐車場がございます。
バスでお越しの場合【最寄駅】 賑橋、なんば、VIPラウンジなんば、JR難波駅前のバス停が最寄となります。

最寄駅、駐車場、バス停までのアクセス、最寄駅、駐車場、バス停からのアクセスがご不明な点はご遠慮なくお問い合わせください。
杉山事務所 大阪事務所の詳細はこちらからご参照ください。

和歌山県の債務整理シミュレーション

CASE1紀北エリアの共働き世帯における多重債務からの解決

岩出市 30代後半男性 製造業勤務

債務整理前

債務総額 380万円
毎月の返済額 11.5万円
借金の期間 5年

債務整理後

利息の減額 72万円
毎月の返済額 5.1万円
返済期間 5年間

債務整理前の状況

依頼者 岩出市 38歳男性 製造業勤務
債務総額 380万円
借入件数 4社
毎月の返済額 11.5万円
金利 14%~18%
借金の期間 5年
問題の背景

紀北橋本市の製造業に勤務し、岩出市で住宅を購入。住宅ローンに加え、家族4人分の車の維持費と長女の大阪への通学費が重なり、支出が増加。妻も和歌山市内に通勤しており、2台の車が必須の状況でした。

自宅の太陽光発電設備の修繕費用や車検費用が重なり、カードローンでの借入れを重ねることに。物価高による生活費の上昇も、家計を圧迫する要因となっていました。

具体的な対応

解決方法 任意整理

4社からの借入れについて、各社と交渉を行い、将来発生する利息の免除と延滞損害金の減額について合意を取り付けました。

和歌山県多重債務者対策協議会に相談し、家計の見直しを実施。妻が和歌山県就職支援センターを通じて地元企業でのテレワーク勤務に転職。通学費については和歌山県育英会の支援制度も活用。

和歌山県住宅リフォーム推進協議会の補助金を利用して太陽光発電設備を修繕。車の維持費はカーシェアリングの活用で削減し、光熱費の支出も抑制できています。

結果とその後の状況

減額された債務額 72万円
毎月の返済額 5.1万円
今後の金利 0%
返済期間 5年

任意整理により返済の負担が大幅に軽減され、月々の返済額を11.5万円から5.1万円に抑えることができました。

妻のテレワーク転職により通勤費が不要に。車の維持費を月3.2万円削減し、太陽光発電の修繕で光熱費も月額1.8万円の削減を実現できました。

育英会の支援制度利用で教育費負担が月2.2万円軽減。約8ヶ月が経過した現在では、安定した返済を継続できています。

和歌山県の移住・定住支援制度を活用し、地域活動にも参加。今後は、次女の進学に向けた教育資金の計画的な積立ても始めています。

CASE2有田みかん農家の設備投資による多重債務からの解決

有田市 40代前半男性 柑橘農家

債務整理前

債務総額 520万円
毎月の返済額 14.8万円
借金の期間 5年

債務整理後

利息の減額 88万円
毎月の返済額 7.2万円
返済期間 5年間

債務整理前の状況

依頼者 有田市 42歳男性 柑橘農家
債務総額 520万円
借入件数 4社
毎月の返済額 14.8万円
金利 14%~18%
借金の期間 5年
問題の背景

有田みかんの生産農家として、スマート農業の導入を決意。環境制御システムと自動選果機を導入し、事業者ローンで資金調達しましたが、台風被害による収穫量の激減と資材価格の高騰により収益が悪化。

さらに、電力料金の上昇により運営コストが増加。収入が不安定な中、運転資金を消費者金融からの借入れで補填。耕地の維持費用やパート従業員の人件費も経営を圧迫していました。

具体的な対応

解決方法 任意整理

4社からの借入れについて、各社と交渉を行い、将来発生する利息の免除と延滞損害金の減額について合意を取り付けました。

和歌山県農業支援センターに相談し、経営改善計画を策定。有田みかん協同組合と連携し、共同での資材調達を開始。和歌山県果樹試験場の支援を受けて高付加価値品種の栽培にも着手。

クラウド型の栽培管理システムを導入し、作業効率を改善。和歌山県のスマート農業導入支援事業も活用し、省力化と品質向上を両立させています。

結果とその後の状況

減額された債務額 88万円
毎月の返済額 7.2万円
今後の金利 0%
返済期間 5年

任意整理により返済の負担が大幅に軽減され、月々の返済額を14.8万円から7.2万円に抑えることができました。

スマート農業の導入により作業効率が30%向上。資材の共同調達で仕入れコストも15%削減できました。

高付加価値品種の導入で売上単価が20%改善。約9ヶ月が経過した現在では、安定した返済を継続できています。

和歌山県の6次産業化支援事業を活用し、みかんジュースの製造販売も開始。今後は、みかん狩り農園としての観光事業展開も計画しています。

CASE3白浜温泉の旅館経営破綻による多重債務からの解決

白浜町 50代前半男性 元旅館経営

債務整理前

債務総額 2,250万円
毎月の返済額 48.5万円
借金の期間 8年

債務整理後

免除された債務 2,250万円
毎月の返済額 0円
返済期間 なし

債務整理前の状況

依頼者 白浜町 52歳男性 元旅館経営
債務総額 2,250万円
借入件数 7社
毎月の返済額 48.5万円
金利 12%~18%
借金の期間 8年
問題の背景

白浜温泉で三代続く老舗旅館を経営。インバウンド需要の増加を見込んで全館改装を実施し、不動産担保ローンで資金調達。しかし、感染症の影響で予約が激減し、高額な固定費の支払いが困難に。

温泉の維持管理費や光熱費の高騰も重なり、運転資金を消費者金融からの借入れで補填。従業員の給与支払いや食材仕入れ代金の支払いも滞るようになり、老朽化した設備の修繕費用も重荷となっていました。

具体的な対応

解決方法 自己破産

債務総額が収入に比して極めて高額であり、事業の継続も困難な状況から、自己破産による解決を選択。破産手続きの申立てを行い、免責許可を得ました。

破産手続きと並行して、和歌山県事業引継ぎ支援センターに相談し、旅館の事業譲渡について支援を受けました。老舗旅館の承継については、白浜温泉旅館協同組合の協力を得て、地域の観光振興に理解のある事業者への引継ぎを実現。

また、和歌山県観光人材支援センターを通じて、田辺市の大手リゾートホテルでの総支配人としての再就職が決定。旅館経営での経験を活かした安定収入を得られる見通しが立ちました。

結果とその後の状況

免除された債務額 2,250万円
毎月の返済額 0円
処理にかかった期間 4ヶ月
免責決定後の期間 1ヶ月

自己破産により全ての債務が免除され、月々の返済負担がなくなりました。リゾートホテルでの再就職により、月収45万円程度の安定収入を確保できています。

事業譲渡により、従業員の大半が継続雇用となり、取引先との関係も維持。現在は串本町の実家から通勤し、生活費を抑制しています。

和歌山県経営改善支援センターの再チャレンジ支援プログラムを利用しながら、新たなキャリアプランを構築中です。これまでの経験を活かし、和歌山県観光連盟の観光アドバイザーとしても活動を始めています。

自己破産の経験を踏まえ、ホテル経営のスキルアップに注力。観光経営管理士の資格取得を目指しながら、将来的には南紀エリアの観光振興にも貢献していく予定です。

和歌山県の債務問題の特徴

地方経済と一次産業における債務増加の傾向

和歌山県は、農林水産業を基幹産業とし、観光業と工業が混在する地域であり、特に第一次産業従事者の債務問題が顕著になっています。

平均家賃 和歌山市周辺の平均家賃は、1Kで約4.5万円、2LDKで約8万円。県南部では1Kで約3.5万円、2LDKで約6万円と、全国的に見ても比較的低額です。
生活費 和歌山市での生活費は単身者で約11万円、4人家族で約25万円。地方部では単身者約9万円、4人家族約22万円と推定され、全国平均を下回っています。

特に、農林水産業における設備投資や自然災害の影響による収入減少が、債務問題の主要因となっています。

地域特有の経済環境と債務の関係

和歌山県は、みかんをはじめとする農産物の生産地、水産業の拠点、そして高野山や白浜温泉などの観光地を抱え、これらの特性が債務問題に影響を与えています。

一次産業の特徴 気候変動や自然災害による収穫量の変動リスク
観光業の現状 季節性の強い観光収入と施設維持費の負担
地域経済の課題 人口減少による地域商店街の衰退と収益悪化

これらの要因が、特に一次産業従事者や観光関連事業者の債務問題を深刻化させています。

和歌山県の個人破産件数と全国平均との比較

和歌山県の個人破産件数は、地方経済の課題を反映した特徴を示しています。

2023年の和歌山県の個人破産件数 約1,200件(前年比3%増)
全国平均との比較 人口10万人当たりの件数で、全国平均が約70件に対し、和歌山県は約82件と高い水準

特に、一次産業従事者の事業継続困難や、過疎地域における商店経営の破綻が目立っています。

地域特有の債務問題(農林水産業、観光業、過疎地域など)

和歌山県では、地域産業と人口減少に関連した特有の債務問題が顕著です。

農林水産業の負担 みかん栽培や漁業における設備投資負担が大きく、気候変動や災害リスクも重なっています。和歌山県の調査では、一次産業従事者の約35%が既存の借入金返済に困難を感じていると報告されています。
観光関連産業 温泉旅館や民宿などの施設改修費用の負担が大きく、観光客数の季節変動による収入の不安定さが債務問題を引き起こしています。
過疎地域の問題 人口減少による売上減少が続く中、事業用借入金の返済が地域の小規模事業者の大きな負担となっています。

これらの要因が複合的に作用し、特に地方部における債務問題が深刻化しています。

和歌山県の債務問題は、一次産業における自然条件への依存、観光業の季節性、過疎化の進行など、地方特有の要因が重なって形成されています。

特に、農林水産業における設備投資負担、観光施設の維持費用、地域経済の縮小による影響が顕著です。債務でお悩みの方は、県内の各相談窓口や杉山事務所への早期相談をおすすめします。

和歌山県の支援制度と団体

和歌山県では、債務問題や生活困窮に悩む方々のために、様々な支援制度や相談窓口を設けています。

以下に、主要な支援制度と団体をご紹介します。目的に応じて最適な窓口をお選びください。

主要な公的機関

法テラス和歌山(日本司法支援センター和歌山地方事務所)は、総合法律支援法に基づいて設立された公的な法人です。法的トラブルを抱えた方々に対して、様々な支援を行っています。借金・債務に関する問題だけでなく、幅広い法律相談に対応してくれます。

対象者 法的トラブルを抱える方、多重債務で悩む方、犯罪被害に遭われた方など
提供サービス
  • 法律相談(収入等の条件あり)
  • 弁護士・司法書士の紹介
  • 多重債務問題の相談
  • 犯罪被害者支援
相談方法 電話相談、面談相談(予約制)
所在地 和歌山市中之島2227 和歌山県産業サポートビル3階
連絡先 0570-078-374(ナビダイヤル)
受付時間 平日 9:00~17:00
アクセス
  • JR和歌山駅より徒歩15分
  • 南海和歌山市駅より徒歩13分
  • 和歌山バス「産業ビル前」下車すぐ
費用
  • 情報提供、問い合わせ等は無料
  • 法律相談は収入等の条件を満たす方は無料、それ以外の方は有料

法テラス和歌山では、情報提供から具体的な法的手続きのサポートまで、幅広い支援を受けることができます。また、田辺市にも支部を設置し、県南部の方々も利用しやすい体制となっています。

法テラスの無料法律相談には収入等の条件があり、条件に該当しない方は有料となる場合があります。ただし、初期の情報提供や問い合わせは無料で利用できるので、まずは気軽に連絡してみるのがよいでしょう。

和歌山財務事務所では、多重債務問題の解決に向けた無料相談窓口を設けています。財務事務所の専門スタッフが、借金問題の解決に向けて、金融の専門家としての観点からアドバイスを提供してくれます。

対象者 和歌山県内在住の多重債務でお悩みの方
提供サービス
  • 多重債務に関する相談
  • 債務整理の方法の説明
  • 関係機関の紹介
  • 金融関連の情報提供
所在地 和歌山市二番丁3 和歌山地方合同庁舎
連絡先 073-422-6141
受付時間 平日 9:00~17:00
アクセス
  • JR和歌山駅より徒歩15分
  • 和歌山バス「公園前」下車徒歩3分
費用 無料

この窓口では、借金の状況を詳しく聞いたうえで、解決方法の提案や、必要に応じて他の専門家の紹介も行ってくれます。相談は完全無料で、秘密は厳守されるので、安心して利用することができます。

また、田辺市や新宮市など県南部での出張相談も定期的に実施しており、遠方にお住まいの方も相談しやすい体制を整えています。

和歌山県消費生活センターは、多重債務問題を含む消費生活全般に関する相談窓口として運営されています。専門の相談員が、借金問題だけでなく、それに関連する消費者トラブルについても幅広く相談に応じてくれます。

対象者 県内在住・在勤・在学の方で多重債務問題を抱える方
提供サービス
  • 多重債務に関する相談
  • 債務整理の方法に関するアドバイス
  • 必要に応じて、弁護士・司法書士の紹介
  • 生活再建に向けたアドバイス
所在地 和歌山市手平2-1-2 県民交流プラザ和歌山ビッグ愛8階
連絡先 073-433-1551
受付時間 平日 9:00~17:00、毎月第2・4土曜日 10:00~16:00
アクセス
  • JR和歌山駅より徒歩10分
  • 南海和歌山市駅より徒歩20分
  • 和歌山バス「県庁前」下車徒歩3分
費用 無料

消費生活センターでは、月2回の土曜相談を実施しており、平日に時間が取れない方でも利用しやすくなっています。また、弁護士による特別相談(予約制)も定期的に実施しています。

相談は無料で受けられ、消費生活の専門家が親身になって話を聞いてくれます。県内の各振興局(那賀、伊都、有田、日高、西牟婁、東牟婁)でも相談を受け付けています。

県内の消費生活センター

和歌山県内の各地域には、地元に密着した消費生活センターが設置されています。地域の実情をよく知る相談員が、様々な相談に応じてくれます。

主要センター
連絡先一覧
  • 和歌山市消費生活センター:073-435-1188(和歌山市役所内)
  • 田辺市消費生活センター:0739-26-4919(田辺市役所内)
  • 橋本市消費生活センター:0736-33-1111(橋本市役所内)
  • 海南市消費生活センター:073-483-8111(海南市役所内)
  • 新宮市消費生活センター:0735-23-3333(新宮市役所内)
受付時間
  • 和歌山市:平日 9:00~17:00、第2・4土 10:00~16:00
  • その他:平日 9:00~16:30(センターにより異なる)
対応内容
  • 消費生活全般の相談
  • 多重債務に関する相談
  • 地域に密着した情報提供
  • 消費者トラブルの解決支援
費用 無料

和歌山市をはじめ、県内の主要都市には専門の相談窓口が設置されています。特に和歌山市では土曜相談も実施しており、利用しやすい体制が整っています。

各センターでは、借金問題や多重債務に関する相談も受け付けています。地域によって受付時間が異なる場合があるので、事前に確認してから訪れるとよいでしょう。

法律専門家による相談窓口

和歌山弁護士会では、多重債務問題に特化した専門相談窓口を設置しています。県内主要都市に相談センターを設け、地域に密着した法律相談を実施しています。

対象者 多重債務でお悩みの方
提供サービス
  • 多重債務問題に関する法律相談
  • 債務整理手続きの説明
  • 具体的な解決方法の提案
相談場所
  • 和歌山本所:和歌山市四番丁5
  • 田辺支部:田辺市中屋敷町24-41
  • 新宮支部:新宮市緑ヶ丘2-4-8
予約受付 073-422-4580(総合受付)
受付時間 平日 9:00~17:00(夜間相談あり)
費用
  • 一般相談:30分5,500円(税込)
  • 多重債務相談:初回無料(要予約)

県内3箇所の法律相談センターでは、経験豊富な弁護士が相談に応じています。特に多重債務相談については初回無料で対応しており、県南部や山間部の方々も利用しやすい体制を整えています。

和歌山県司法書士会では、多重債務問題や借金問題について、無料の法律相談を実施しています。司法書士が専門的な立場から、具体的な解決方法についてアドバイスを行っています。

対象者 法律相談を必要とする方
提供サービス
  • 多重債務相談
  • 登記相談
  • 成年後見相談
  • 司法書士紹介
所在地 和歌山市四番丁2 和歌山県司法書士会館
連絡先 073-422-0568
受付時間 平日 9:00~17:00
費用
  • 一般相談:無料(要予約)
  • クレサラ相談:無料(要予約)

定期的に無料相談会を開催しているほか、県内各地での出張相談も実施しています。特に紀南地域では定期的な相談会を設けており、遠方の方々も利用しやすい体制を整えています。

和歌山県と関係機関が連携して運営する相談窓口です。多重債務問題を含む生活全般の困りごとに対して、総合的な支援を提供しています。

対象者 生活にお困りの方
提供サービス
  • 生活再建支援
  • 家計相談支援
  • 就労支援
  • 関係機関との連携支援
連絡先 各市町村の自立相談支援機関
費用 無料

相談窓口を利用する際のポイント

和歌山県は、和歌山市や田辺市などの都市部から、紀南地域の山間部や沿岸部まで、地域によって生活環境が大きく異なります。そのため、地域の実情に応じた相談体制が整備されています。

都市部では、土曜相談や夜間相談など、働く方々のニーズに対応した窓口が充実しています。一方、紀南地域や山間部では、出張相談や巡回相談を実施し、相談窓口へのアクセスが難しい方々もサービスを利用できるよう工夫されています。

債務整理や借金問題でお困りの際は、一人で悩まず、まずは相談窓口に足を運ぶか、杉山事務所の無料相談をご利用ください。

借金を減らせる・なくせる「債務整理」について

借金の返済が苦しいと感じたら、国が認めている借金問題の解決方法である債務整理を検討する必要があります。

債務整理は大きくわけると任意整理、個人再生、自己破産、特定調停の4種類があります。4種類のうち、裁判所を通さずに貸金業者との交渉で今後発生する利息をゼロにしたり長期で返済していき完済を目指す方法が任意整理です。

任意整理は、貸金業者と直接交渉するので柔軟に債務整理ができます。債務整理を考える場合、最初に検討すべき手続きです。

ここでは任意整理がどういう手続きなのか詳しく説明します。

任意整理とは

任意整理とは、裁判所を通さずに貸金業者と利息のカットや今後の返済経過鵜を直接話し合って借金問題を解決する方法です。

ほかの債務整理は裁判所を通して手続きをおこなわなければいけないのに対し、任意整理は司法書士や弁護士へ依頼し貸金業者と話し合いをするのでかんたんに手続きをおこなえます。

任意整理は手続きをする借金を選ぶことができるので、車など手放したくない資産のローンなどは手続きから外すことができます。自由度の高い債務整理のため、利用者が一番多いです。

話し合いのなかで今後発生する利息をゼロにしてもらい、残った元本を3~5年で返済していくため、ある程度の返済能力が必要になります。

返済能力は、収入が高いかどうかではなく安定した収入があるかどうかで判断されます。収入が少なくても安定した収入さえあれば3~5年かけて少しずつ返済をしていくことが可能だからです。

借入れ時の利息が法律で決められた上限よりも高ければ、過払い金が発生しているのでその分を借金と相殺することができます。

発生していた過払い金と相殺した結果、借金が減ったりゼロになります。借金がゼロになっても過払い金が余っていれば手元に現金で戻ってきます。

利息の負担がなくなることによるメリットは非常に大きいので債務整理に取り掛かる際には、まず任意整理を検討しましょう。

「任意整理」のメリット

任意整理のメリットは手続きをする借金を選べることです。ほかの債務整理ではすべての借金を手続きの対象にしなければならない方法もありますが、任意整理は自由度の高い債務整理のため、手続きしたくない借金はそのまま返済を続けることが可能です。

たとえば、車のローンを任意整理してしまうと車を失ってしまうので車のローンは手続きから外すという選択をすることができます。

ほかにも連帯保証人をつけている借金があれば、連帯保証人に迷惑をかけないためにも手続きから外すことができます

また、手続きの途中で払いすぎた利息である過払い金が発生していることがわかればそのまま同時に手続きをおこなうことができます。

過払い金が発生していれば、その分借金を減らすことやなくすことができます。取引期間が長い人は、過払い金が発生している可能性が高いのでメリットになるでしょう。

今後発生する利息をカットしたり、過払い金が発生していて借金を減らすことができれば完済までの道筋ができます。

今まで負担に思っていた利息がなくなれば、返済した分だけ借金の元本が減るためスムーズに返済を進めることができるでしょう。

「任意整理」のデメリット

任意整理のデメリットは、ほかの債務整理に比べて借金の大幅減額はのぞめない点です。もちろん過払い金が発生していれば、大幅な減額も可能です。

過払い金が発生していなければ利息のカット程度の減額になる可能性があります。もちろん利息のカットは返済をしている人にとっては、大きなメリットですので、デメリットにはなりません。

そして、任意整理をおこなうと信用情報に金融事故情報が記録されます。いわゆる「ブラックリストにのる」といわれているものです。

返済を2~3か月延滞していたり、債務整理をした場合がブラックリストにのるおもな原因です。

任意整理の場合、手続きをおこなうと約5年ブラックリストにのります。ブラックリストにのっている間は、新たな借入れやローンを組むことができなかったり、クレジットカードを使用することができなくなります。

ブラックリストにのるということは必ずしもデメリットになるとは限りません。新たな借入れができないということは、これ以上借金が増えることはないということです。

新たな借入れのことは考えず、目の前の借金を完済できるように前向きに生活するようにしましょう。

「任意整理」に向いている人とは

任意整理に向いている人とはどのような人なのでしょうか。任意整理は毎月の返済の負担は軽くなりますが、返済自体はなくなりません。そのため、安定した収入がある人が向いているといえます。

また、任意整理では借金の原因は問われません。自己破産では借金の原因がギャンブルや遊びの場合には手続きをすることができない可能性がありますが、任意整理の場合はどんな理由の借金でも手続きをすることが可能です。ギャンブルや遊びなどで借金をつくってしまったという人にはおススメの方法です。

周囲の人に内緒で債務整理をしたいという人にもおすすめの方法です。任意整理は、司法書士や弁護士へ依頼して貸金業者と直接交渉をしてもらいます。

司法書士や弁護士へ依頼した段階で、貸金業者は借金をした本人と直接連絡をとることができなくなります。すべての窓口が依頼した司法書士や弁護士になるのです。

任意整理に慣れている司法書士や弁護士であれば、依頼者の要望に合わせて連絡をしてくれるので、周囲の人には知られる可能性が低いです。

生活への影響を最小限にとどめたい方にとっては非常に有力な債務整理の方法です。

「任意整理」の手続きの流れ

実際に任意整理をするとなる時になるのが手続きの流れです。

返済が苦しいと感じたら、まず司法書士や弁護士へ相談します。相談料は事務所によって異なります。多くの司法書士事務所は無料で相談を受けているので気軽に利用しましょう。

相談では今の借金の金額や経済状況などを聞かれます。手元に明細などがなくても相談は可能です。法律のプロに相談するということが重要です。少しでも苦しいと感じたらためらわずに話を聞いてもらうことをおすすめします。

相談を終えて、正式に依頼することになれば契約書を取り交わします。契約書には手続きの内容や手続きにかかる費用が記載してあります。しっかりと目を通してわからないことがあれば、その場で解決しておくと後々トラブルになるのを防げます。

契約書を交わしたら、依頼された司法書士や弁護士は手続きをする貸金御者へ受任通知を送ります。受任通知を受け取った貸金業者は、この時点で借金をした本人と直接連絡をとることができなくなります。

貸金業者から借金をした本人の今までの取引の状況が記載してある取引履歴が開示されます。貸金業者にもよりますが、早くて1週間、平均して1か月程度で取引履歴は開示されます。

取引履歴が届いたら、司法書士や弁護士は過払い金が発生していないか法律で決められている利息の上限に基づいて計算をします。この利息の計算を引き直し計算といいます。最初から法律で決められている範囲内での借入れの場合は、過払い金は発生しないので、引き直し計算はおこなわれません。

引き直し計算がおわれば、貸金業者と利息のカットや今後の返済計画について交渉が始まります。交渉は任意整理の経験が豊富な司法書士や弁護士であれば安心して任せることができます。依頼する前にしっかりと任意整理が得意な事務所かどうか調べておきましょう。

交渉のすえ、今後の返済計画や返済額がまとまると合意を得た内容が記載してある和解書を作成します。毎月いくらずつ、どのくらいの期間で返済をするのか書かれています。

和解書を取り交わしたら、あとは和解書に書かれている通りに完済するまで返済をしていきます。

和解書には、2回以上支払いを怠った場合は残りの借金を一括で請求するという内容などの文言が入っていることがほとんどなので、毎月しっかり返済するように気をつけましょう。

任意整理にかかる費用

任意整理は司法書士や弁護士へ依頼するのが一般的です。そのため、司法書士や弁護士への報酬が必要になります。

任意整理を証書氏や弁護士へ依頼すると、相談料や基本報酬、減額報酬などさまざまな費用が発生します。

まず、相談料です。相談料は、無料にしていたり30分だけ無料で以降は5,000円などと事務所によってばらつきがあります。相談料無料の事務所を選ぶことによって費用をおさえることが可能です。

依頼した時点でかかるのが着手金です。着手金は、手続きの結果がどうだったかにかかわらず支払う報酬で相場は3~5万円です。途中で依頼を止める場合でも着手金は戻ってこないので注意しましょう。

手続きする貸金業者の数によって変わる基本報酬は、1社あたり2~4万円が相場です。着手金をとらない代わりに基本報酬が高めに設定されていたり、着手金をとる代わりに基本報酬はかからないなど、事務所によって料金形体が異なるので、依頼をする前にしっかり確認することが大切です。

任意整理によって借金が減額した場合は、減額報酬を支払います。減額報酬は、減った借金に対して10%程度です。たとえば100万円の借金が50万円に減ったのであれば、その10%である5万円が減額報酬になります。

任意整理の途中で過払い金が発生していることがわかり、手元に過払い金が戻ってきた場合にかかる報酬が成功報酬です。過払い金が発生していなければ必要ない報酬です。相場は取り戻した過払い金の20%です。

借金の返済に困っているのに費用を支払えるのかと不安な人もたくさんいるかと思いますが、多くの司法書士事務所や弁護士事務所は分割払いに対応しています。

受任通知を送ると、貸金業者への返済がいったんストップするのでその間に分割払いで費用を支払うことがほとんどです。

費用の分割払いの予定を組む際に無理なく払える金額にしてもらうようにしましょう。また、手続きにかかる費用の説明をわかりやすくしっかり説明してくれる事務所をえらぶことが大きなポイントになります。

借り入れを減らせる任意整理

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債務整理を依頼する和歌山にお住まいの方

和歌山県は紀伊半島の南部に位置し、湾岸地帯を中心に発達している「農業県」です。和歌山市は阪神工業地帯の一角にあるので湾岸地域の重化学工業を中心に発達しています。それ以外の県の大部分は産地で占められています。県は有田市、有田川町以北の「紀北」、それ以南の「紀南」に大きく分けられます。「紀北」は和歌山市、有田市などを中心に官公庁や企業などの集まる中心地域となっていて「紀南」は田辺市や新宮市を中心に水産業、林業、観光業が盛んです。温暖で緑豊かな県ですが、残念ながら近畿地方の県としては唯一人口減となっている県であり、地方自治体ならではの過疎や住民の高齢化といった問題をかかえています。和歌山市や岩出市、橋本市などは比較的大阪へのアクセスが良いということもあってベッドタウン化が進んでいる一方、紀南地域は観光客を呼び込める自治体以外は衰退傾向にある地域も多い傾向です。湾岸を走る国道42号線やJR紀勢本線から離れた地域へのアクセスは不便なので、車による移動が必須となります。

和歌山市の弁護士数、司法書士数

和歌山県に存在する弁護士数は、2017年時点で和歌山弁護士会所属の弁護士が143名となっており、そのほとんどは県庁所在地である和歌山市、あるいは田辺市や橋本市などの人口の多い地域で開業されています。同様に司法書士の数は183名(そのうち簡裁代理権を持つ方は101名)となっており、こちらは和歌山県内の地域全体で開業されています。県内の各地域でより身近に専門家を探す場合は司法書士事務所のほうがアクセスしやすいかもしれません。

任意整理を依頼した場合には頻繁に事務所に出向く必要はありませんから全国展開している弁護士事務所や司法書士事務所に依頼するということも可能です。ただ和歌山県特有の裁判や地方自治体の事情、県内の貸金業者との交渉経験があるという点を考慮すると地元の事務所に依頼したほうが無難かもしれません。その際には「任意整理を専門業務の1つとして扱っている事務所かどうか」「相談時に納得のいく説明をしてくれるかどうか」などを吟味することが大切です。評判や口コミの情報なども参考にして事務所を選びましょう。またまったくどこへ相談していいかわからないという場合は「法テラス」でひとまず相談してみるのもおすすめです。和歌山県の法テラスは和歌山市役所の北側にあり、弁護士による無料相談が週4日、司法書士による相談が月2回おこなわれています。相談時間30分の予約制で債務整理に関する相談にも乗ってもらえるので、とりあえず相談先を探しているという場合には利用してみましょう。

県内の貸金業者

貸金業者は大きく分けて「財務局長登録」の業者と「知事登録」の業者があります。どこにも登録していない業者がいわゆる「ヤミ金融」業者にあたるので、まずはお金を借りる際にはきちんと登録されている業者か確認しなければなりません。登録業者のうち「財務局長登録」をしている業者はアコムやアイフルなどの大手消費者金融やJCB、オリックス、三菱UFJニコスなどのカードローン会社など全国規模で広告展開している業者や銀行、カード会社の系列業者が中心です。もちろんこうした業者との間で任意整理交渉することもできますから、債務整理の際には弁護士や司法書士に相談してみましょう。大手との任意整理交渉は窓口や手続きも事務的に進む傾向があるため、ある程度の成功の見込みや交渉や返済の予定について計画が立てやすい面があります。

これ以外に「知事登録」されている貸金業者というものがあります。これは和歌山県内で営業している地元の貸金業者です。和歌山県には2017年7月29日時点で7社の登録業者があります。県内で有名な貸金業者は大商、ダンドリー、ローンズマルキなどです。いずれも本社は和歌山市内にあり、県内ではテレビCMなどでよく知られている中小規模の貸金業者です。同じく県内にある紀陽銀行系列の紀陽カード、紀陽カードDCといったカードローン会社よりも審査が甘い傾向にあるので、財務状態の悪い債務者がこういった業者からお金を借りる傾向にあるようです。

いずれにせよ債務整理をする場合はどのような貸金業者であれ、弁護士や司法書士としっかりと相談したうえで手続きに入ることに変わりません。なるべく早めに手を打つことが借金問題の解決には必要ですから、まずは和歌山市内を中心に最寄りの相談窓口に申し込んでおきましょう。

債務整理・借金減額は無料相談をご利用ください。

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